お正月が終わったと思ったら、もう2月。恒例の豆まきがやってきます。うちでは豆は大豆を炒ったものを買ってきて撒きます。でもどうして節分には豆をまくのでしょう?まく豆は何でもいいんでしょうか?
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もくじ
豆は大豆じゃなくていいの?
一応大豆を炒ったものを使うことが多いみたいです。何故わざわざ大豆を炒るかというと、まかれた豆は去年の厄で汚れているので発芽すると不都合だったようです。大豆だけでなく他の豆をまく地域があり北海道、東北、北陸、南九州では大豆の代わりに落花生がまかれているそうです。落花生は殻があるのでまかれて拾っても衛生的だという合理的でまかれたようです。また神社や地域によっては飴や菓子、みかんなどをまくこともあったそうです。飴やお菓子をばらまくのはヨーロッパのカーニバルみたいですね。
そもそも節分の由来は?
日本では大昔から季節の変わり目には邪鬼が出てくると考えられていたそうな。平安時代より立春の前日に邪鬼を払う儀式が始まったらしいです。そして室町時代に炒った豆をまくことで鬼を追い払う儀式として現在に至っているみたいです。そして13世紀には「鬼外福内」を唱えたと記録されています。豆(魔目)でもって鬼の目に投げつけて「魔滅」という語呂合わせだったみたいです。 撒かれた豆は歳の数だけ食べる、歳の数より一つ多く食べるなどいろいろありますが、いずれも無病息災の意味です。
まとめ
何も考えなくて福豆(炒った大豆)を今までまいていましたが、日本各地様々な節分があるんですね。一年で一番寒いこの時期を無事に乗り切ろうとした昔の人の知恵かもしれませんね。今年はうちではいつもと違ったことをしようと、大豆の代わりに落花生をまくことにしました。
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