意外な食べ物で肌が若返る?! 生ごみで捨ててたのに!!

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食べ物の中には肌に良い、体に良いと言われるものは数多くあります。

健康や美容の意識が高い人にとって興味深いテーマだと思います。

昔から食べられている食品は経験則で髪の毛に効く、肌に良いなどといわれてきたものがあります。

現在の研究では食べ物のどの成分が体のどの部分に良いのか、科学的に分かってきました。

その結果、意外なものが肌の若返りにかなり効果があることが判明しました。


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もくじ

皮に効果あり?

果物や野菜を食べるときに皮をむかずに食べる事が肌の若返りに効果があります。

果物や野菜の皮にはポリフェノールというものがたくさん含まれているのです。

ポリフェノールというもの大部分の植物が持っている成分で、植物の細胞を作ったり活発にさせる働きがあります。

植物の細胞だけでなく、動物の細胞にも同様の効果があることが分かったのです。

外敵から守る効果

果物や野菜をそのまま放置しておいてもすぐには腐りません。

しかし皮をむくとすぐに傷んで腐ってゆきます。

皮をむくと果物や野菜にカビや雑菌がついて繁殖して腐ってゆくのです。

この事から分かるのは果物や野菜の皮には外敵から守る効果があり、皮にカビや雑菌がついても中まで侵入させない機能があります。

果物や野菜の皮を食べると、ポリフェノールを取り入れることが出来るので私たちの体も防菌効果が高まります。

ニキビや吹き出物のような肌のトラブルは肌から分泌される皮脂を栄養としてアクネ菌や雑菌が活発に活動するためにおこります。

ポリフェノールの防菌効果はアクネ菌や雑菌の活動を抑えるので肌のトラブルの予防が期待できます。

皮脂の過剰分泌を抑える為に肉や脂を好む食生活を改めると一層効果は高まります。

傷が治る効果

果物や野菜は害虫や鳥など表面を傷つけられても数日たつと皮は治っています。

傷つけられてもカビや雑菌が入らないように傷を修復するのです。。

傷を治す効果は私たちの肌にも同様の効果が期待できます。

肝臓に負担をかけないような食生活を心掛けたり、太陽の光を必要以上に浴びたりしないなどの心掛けを同時に行うと、肌を治す効果はさらに高まります。

酸化を防ぐ効果

果物や野菜の皮をむいたままにしておくと表面が茶色に変化します。

皮をむかれると空気に触れて果物や野菜が酸化して茶色くなるのです。

果物や野菜の皮には中身を酸化から防ぐ効果があります。

酸化から守る効果を「抗酸化作用」と言いますが、肌の老化を防ぐ効果もあります。

肌は体の中にある活性酸素という酸素の一種によって「酸化」してゆきだんだん肌の老化が進みます

肌の張りを保つコラーゲンというたんぱく質が活性酸素によって傷つけら、シワやたるみが出来るのです。

活性酸素は紫外線によっても肌の中で出来てしまいます。

動物の体にはもともと抗酸化物質があります。

動物が生きるために体がエネルギーを作り出すときに活性酸素が生まれるので中和するためにもともと抗酸化物質は体内にあるのです。

抗酸化物質を持っているのですが、食生活や紫外線、喫煙などの生命活動以外の原因によって、持ている抗酸化物質だけでは処理しきれない活性酸素が出来てしまうと老化が進んでしまいます。

老化の影響が一番出やすいのが顔や腕などの露出している肌です。

果物や野菜の皮に含まれているポリフェノールが肌の老化の原因である活性酸素を効果的に消してゆくのです。

紫外線は活性酸素だけでなくメラニン色素という日焼けの黒い色の素も作りますが、肌の細胞が生まれ変わるサイクルが遅いと肌に残ってシミ、ソバカスになってしまいます。

ポリフェノールには肌の細胞を活発にして生まれ変わりのサイクルを活性化させるのでシミ、ソバカスを減らす効果も期待できます。

 

ポリフェノールの中でも最強なのは

ほとんどの果物や野菜の皮にはポリフェノールが含まれています。

その中でもとりわけ強力なポリフェノールを持っているのがゴボウの皮です。

土の中はカビや雑菌がたくさんいる環境です。

そのような過酷な環境で育つゴボウの皮には「サポニン」という強力なポリフェノールが含まれています。

サポニンというポリフェノールは細菌の細胞膜を溶かしてしまい細菌が死んでしまうので、強い殺菌効果があります。

サポニンは脂を溶かす効果があるので、食べると腸内に残っている脂も溶かして分解します。

そのため、ダイエット効果も期待できるのです。

脂をたくさん食べ過ぎると体から過剰に皮脂が分泌されて肌が脂ぎったり、分泌された脂が酸化して毛穴が黒ずんだりします。

サポニンに脂が分解されることによって分泌される皮脂を低く抑えることが出来、肌の状態が改善され、若返りが期待できるのです。

 

おわりに

いつもは果物や野菜を食べるときには皮をむいて食べていました。

最近の研究では、むしろ皮の方を食べなければ果物や野菜を食べてもアンチエイジング効果はあまり期待できないとの報告が出ていました。

果物や野菜の皮には見栄えをよくするワックスが塗られていることがあるとも聞きます。

また残留農薬も無いとは言い切れないので、何でも皮を食べれば良いというわけではないと思います。

ですが、今まではごみとして捨てていたものの中にこんな若返りの効果がある成分が入っていると分かったので考えを改めました。

私は今度から無農薬野菜や果物を手に入れた時には皮ごとまるごと食べようと思っています。

サポニンは通販で売られている「ゴボウ茶」を飲むことでも摂取出来ます。

サポニンはえぐみ成分でもあるので、慣れないと飲みにくいです。

ですが「良薬口に苦し」だと思って私は飲み続けています。


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