アンチエイジングの強力な味方 それは大豆!!

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いつも食べている食事が老化の原因です、なんて言われたらかなりショックです。

しかし食べ物によって老化が進んだり遅くなったりすることが最近の医学界の研究で分かってきました。

サプリメントや健康食品が今では豊富に出回っているので、それらの製品を使って健康維持やアンチエイジングにはげむのも効果があると思います。

でももっと手軽に、しかもお金を大して払わないでアンチエイジング出来る方法があったら試してみたいと思いませんか?

どうやら大豆がリーズナブルにアンチエイジングできる秘密のカギを握っているようです。


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もくじ

大豆はお肉並みに優秀なたんぱく源

古代日本でも狩猟によって動物の肉は食べられていましたが、西暦600年代に仏教が伝来してからは肉食は宗教的に良くない事とされてきました。

魚の肉は従来通り食べられていましたが哺乳類のお肉を食べる事は特別な場合を除き、ほとんどありませんでした。

江戸時代が終わり、明治維新以降になるとお肉を食べる事が再び広まり、日常的に肉を食べる食習慣が定着しました。

お肉を食べる習慣が復活するとともに、以前では日本人に比較的少なかった大腸がんや心筋梗塞が増えてきました。

これらの病気は動物性たんぱく質やお肉の脂を急激に食べてきたことが原因と考えられます。

 

大豆のたんぱく質の量は鶏肉や牛肉、豚肉と比べても見劣りしない

お肉と言えばたんぱく質をイメージしがちですが、大豆に含まれる植物性たんぱく質もお肉に見劣りしない量が含まれています。

鶏肉や豚肉、牛肉には100g当たりたんぱく質の量が大体約25~27g含まれています。

大豆は100g当たり15~21gの植物性たんぱく質が含まれています。

大豆製品の納豆は3パック数十円~100円ぐらいで売られていますが、3パックで豚肉や牛肉100gと同じ量のたんぱく質が含まれている事になります。

 

大豆の植物性たんぱく質は「クリーン」なたんぱく質

お肉の動物性たんぱく質は動物の体の組織をしっかりと結びつけて作るために、たんぱく質のほかに微量な金属や脂が含まれています。

お肉の動物性たんぱく質が消化されて分解されるときに、これらの微量な金属や脂が元になって体に有毒な硫化水素やアンモニアが生み出される事があります。

お肉を分解するために様々な酵素というものが胃腸から分泌されますがその時に、細胞を傷つけ、老化を早めると考えられている「活性酸素」というものも大量に生み出されます。

大豆の場合は植物性たんぱく質が多く含まれており、体にとって不純物になる微量な金属や消化しにくい脂を含みません。

その為、硫化水素やアンモニア等の有害物質を発生することなく体を作るアミノ酸に分解されます。

植物性たんぱく質は動物性たんぱく質に比べて「クリーン」と言えます。

 

植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のアミノ酸は同じ

植物性、動物性、関係なくたんぱく質は同じアミノ酸で作られています。

たんぱく質を取るためには肉を食べなければならないという理由は誤解なのです。

植物性たんぱく質の大豆を食べても肉と同質のたんぱく質を得る事が可能だからです。

 

アンチエイジングの味方、レシチンと大豆イソフラボン

レシチンとは

レシチンという脂質の1種が大豆には含まれています。

レシチンが足りなくなると動脈硬化、糖尿病、免疫力低下、疲労、不眠症などの原因になります。

レシチンの役目は体の細胞の中に酸素を取り入れたり、細胞の外に老廃物や有害なものを運び出す機能を持っています。

レシチンはシミ、そばかすの原因になるメラニン色素や老廃物も排出しますので肌の老化防止に大いに貢献しています。

 

大豆イソフラボンとは

イソフラボンという物質が大豆には多く含まれています。

大豆イソフラボンはポリフェノールという物質の一種で人間の体の中で女性ホルモンに似た働きをします。

女性ホルモンに似た働きをすることによって脂汗を抑える効果があり体臭予防にもなります。

更に更年期障害や乳がんの予防効果も報告されています。

 

大豆を食べてお肉を減らすことがアンチエイジングの近道

動物性たんぱく質と植物性たんぱく質では同じ量のたんぱく質を体に取り込む場合、お肉の方が体に負担を与えます。

先ほど述べました通り、動物性たんぱく質は消化、分解されるときに毒素を発生しやすいためです。

動物性たんぱく質は消化されにくいので、食べ過ぎると未消化の状態で腐敗が進み、毒素が発生することもあります。

動物性たんぱく質を消化したときに出てくる毒素を分解するのは肝臓です。

肝臓が毒素分解で疲労すると全身に様々な悪影響が出てきます。

肝臓で分解しきれなかった毒素は血液に溶け込み体中を駆けめぐります。

再び肝臓に戻り、毒素は分解されますが、体の中をめぐっている間に体中の細胞を傷つけます。

細胞が傷つけられると老化が進み、傷の程度によっては動脈硬化を始めとした重大な疾患を誘発します。

お肉を食べないとたんぱく質が不足するから体を維持できない、という事はあり得ません。

日本の古代の絵巻物にもよく登場しますが、僧兵という寺院に所属する兵士のような僧がいました。

僧兵は絵巻物の中で筋骨隆々に描かれています。

戦国武将で名高い織田信長ですら比叡山の延暦寺の僧兵にてこずり、焼き討ちをしたぐらい僧兵は強かったのです。

殺生禁止、肉食禁止の時代に一番戒律を守っていた僧兵が強靭な肉体を維持して出来ていたのは大豆食品を食べていたからと考えられます。

この事は味噌、豆腐、納豆などを食べる事で肉食並み以上の体格を維持する事ができる証拠でもあります。

納豆とごはん

 

おわりに

納豆、豆腐、お味噌などの大豆製品は安価な食材として売られていることが多いと思います。

安価なうえに消化に良い植物性たんぱく質がお肉並みに含まれています。

決定的に違うのはお肉は食べ過ぎると体に大きな負担を与えて、体の老化が進みやすい事です。

大豆は食べる事でたんぱく質を取り入れる事が出来、なおかつレシチンとイソフラボンというアンチエイジング物質も取り込める優秀な食材です。

しかし大豆ずくめは食べ飽きて続かなくなります。

無理せず毎食一品目か二品目、例えば納豆とお味噌汁など取り入れてみて飽きがこないように大豆製品と付き合ってみるとよいでしょう。

体に負担が少なく安価にアンチエイジング効果が期待できますので一度試してみる価値はあると思います。


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